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家とは心の落ち着く場所です

M様 (白山市)

能登は地震から三度目の春を迎えました。二年前の能登半島地震により輪島から白山市に移住を余儀なくされたご夫妻にお話を伺いました。

思い出の多い輪島からこの地に新築された経緯は?

天理教は能登に20か所、輪島には2か所ありましたが、うちの神饌場は修復不可能なほど全壊しました。当時は皆が危険を感じながらも、家に残された大切な品々や家具などを運び出していました。友人ががれきの中からすすけた看板を持ち出して修復してくれ、おかげさまで新しい家の正面に掲げることができました。

特殊な設計ですが、お気に入りの箇所があればご紹介ください

ご主人

私は、ふすま戸を全開すると広いスペースになるところがすごく気に入っています。参拝場はたくさんの方が集まる場所ですので広い空間にこだわりました。ふすまを閉めると座敷とリビングも区切られて落ち着きます。床の間の掛け軸は唯一持ってきました。カーテンも気に入っています、いいものはいいなぁと思います。

奥様

私は、台所のパントリーが気に入っています。作り付けの戸棚二つと棚にたっぷりと収納できます。それとカウンターの天板の幅30センチがとても使いやすくて30センチがベスト!です。

素材や設備を決めるにあたり即決が多かったそうですが

そうですね、失敗した所は今のところないです。リフォームにおいては今まで何回も経験しているのでその度に反省があったので、その長年の経験と価値観が活きた、例えば昔から暗い家だったので、ナチュラル系の明るい造りや家具になったということでしょうか。

ご夫妻にとっての「家」とは?

家を失くして切なさがこみ上げ落ち着かなかった、家を与えてもらってあらためて住居のありがたさを感じました。家とは「心の落ち着く場所」です。

ご夫妻おたがいにメッセージを

地震で全壊して避難した夜に、家どうする?などとガラスが割れた体育館で次の設計を考えていました。自分達だけではない教会の再建があったことで、前向きになり生きがいになりモチベーションになっていた、お互いに声をかけるとすれば「よくがんばられたね」です。

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